If I can stop one heart from breaking. I shall not live in vain


by cupido
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

カテゴリ:雑学系とか( 14 )

トイレで大活躍!
裏方さんでありながら、その瞬間の凄まじい威力ときたら、、、
e0030497_2322210.jpg

"plunger"


これを、買う時に困った経験はないだろうか?
だって名前が分からないから。

筆者は、何度か引越した経験があるんだが、
毎回、この排水溝の詰りを解消する道具の購入に困っているのである。
名前が分からないから、いちいち説明しなきゃならんのが面倒なのだ。

学生時代、近くのホームセンターに友人と一緒に例の道具を買いに行く際、
その友人(岡山出身)に名前を知っているかたずねると
「あの、バコバコするやつ?ズッコンバッコンだろ!」

えっ?そんな名前なの、ちょっと恥ずかしっ

e0030497_23222686.jpg

外国に住んでいる時も、家のトイレが詰まった事があり
一軒家をシェアしていた相棒のステファン(ドイツ人)にも聞いた事がある。
ステ:「あぁ!プンペイの事だろ?」
筆者:「え?プンペイって名前なの?知らなかったよ」
ステ:「いや、それは僕らドイツ語の名前。だってプン!ペイ!って音がするだろ」

やれやれ、それでは「ズッコン!バッコン!」と変わりないじゃないか。

そんな会話を聞いていたアメリカ人、流石である。余裕の一言。
ダニ:「PLUNGER!知らないの?冗談だろ?」
筆者:「プランジャー?まさかコレの事?ダニエルそれ本当?!」

e0030497_23225896.jpg

OXFORD現代英英辞典:
"plunger"
-a part of a piece of equipment that can be pushed down, LABORATORY
-a piece of equipment used for clearing kitchen and bathroom pipes,
that consists of a rubber cup fixed to a handle.
(これぐらいスラスラと英語で説明出来りゃ苦労はないんだが)

という事で、少しお勉強しました。

動詞形では"plunge"となり、語源はラテン語の"plumbum"で、鉛の意。
その昔、水深を測るために鉛を投げ込んだ事に由来する。
"plunge"という動詞には、「突っ込む、押し込む、投げ込む」等の意味があり
"plunger"プランジャーは、「飛び込む人」などの意味を持つ。

なるほど、ドップン!って突っ込んで、詰りを解消するわけだ。
しかし、この道具そのものの正式な名前とは何なのだろうか。。。

他にも、
英語で「無謀な投機家(賭博師)」
サーフィンで「急に崩れる波」
[PR]
by cupido | 2008-07-02 23:26 | 雑学系とか
小さくてカワイイ、あまりに有名なお菓子、金平糖(コンペイ糖)
実はポルトガルから伝わったスイーツである。
語源はポルトガル語の砂糖菓子「confeito」であり、
さらにこのポルトガル語は、ラテン語「confectus」を語源とする
「作り上げる」と言う意味である。
e0030497_15434976.jpg

作り上げる?
それはコンペイ糖の根気の要る作り方に関係しているようだ。
昔ながらの製法によると、火にかけた銅鍋の中でケシの実やザラメ砂糖に
高温の砂糖水をかけながら、ひたすら混ぜること数十日。
あの独特の形をしたカワイイ砂糖菓子が出来るのだ。
e0030497_154484.jpg

あの独特の形、それは銅鍋が回転し、鍋肌に接した砂糖が一瞬で乾燥
乾燥した場所に溶けた砂糖が付着、また鍋肌に触れて乾燥、、、
この過程が銅鍋が回転している数十日間繰り返されて、突起が形成される。

そのコンペイ糖の突起の数だが、24個と決まっているらしい。
最初は90個程の突起が出来るらしいが、日が経つごとに減っていって
最終的には24個になるらしい。
e0030497_1545191.jpg

なんでも、この法則は蔵本シバンスキー式によって
定義されようとしているらしいが、まだまだ謎なのだとか。。。
しかも、以前記事にした"12(twelve)に隠された数字の秘密"の倍。
不思議すぎる!

さっそくGoogleで検索!
生命、宇宙、そして万物についての答え
↑これをこのままコピペすると、究極の答えが得られます(笑)
[PR]
by cupido | 2008-04-07 15:45 | 雑学系とか
先日職場の同僚が、会社にアップルパイを焼いて持って来てくれた。
アップルパイは筆者の大好物である。おおきに!
e0030497_18332851.jpg

写真は近所のパン屋で売られていたボレイマ


ボレイマとはポルトガル語の「ボーロ(訳:ケーキ・菓子)」が語源の伝統菓子。
ボレイマにかけられた少量のシナモンが良い香りだった。
シナモンがかかったアップルパイと言えば、アメリカの家庭の味。
e0030497_18473523.jpg

しかし、意外と歴史は深いようだ。
古代エジプトでは、パイ生地に肉などを詰めた惣菜として食され
15世紀になってから果物が詰められるようになる。アップルパイの誕生である。
17世紀にはフランスに伝わり、その後スイーツとして世界中に伝わったそうだ。
e0030497_18453213.jpg

イギリス国教会の弾圧を逃れるべく、アメリカへと移住したピューリタン達が
アップルパイをアメリカに定着させたとの説があり
日本へは、明治時代にはもうアップルパイが伝わっていたらしい。
e0030497_18455737.jpg

さて、筆者オススメのアップルパイ情報
大阪の京阪百貨店にマリーカトレーヌという店がある。
その店に、板状になった長方形のアップルパイが売られている。

筆者的に世界一。
[PR]
by cupido | 2008-04-06 18:49 | 雑学系とか

英語ペラペラ話そう

なぜ、日本人は英語が話せないのか?みんなでペラペラになろう!

最近、中学校の英語問題を見る機会があった。
経験があるだろうが、中学校では日常会話に必要なほぼ全ての単語と本法を学ぶ。
しかし、かなり気合を入れて勉強しても、中高の勉強だけでペラペラは無理。

さて、最近、職場で筆者が休憩に読んでいる漫画がある。
e0030497_12598.jpg

上の「よつばと!」の画像は、二つの文章に冠詞の違いある。
これ、最初に日本人が英文法で引っかかる壁だろう。

上の文章の違いは、よつばちゃん本人を指すか、よつばちゃんのフィギュアを指すか
ただこの二点だけである。

別にどちらでも、結局よつば、あまり大きな違いは無いし、
日常会話では多少違和感があっても、前後の文で相手は理解してくれるはず。
しかし、英語を流暢に話しているか、または片言なのか、
その判断が、この小さな違和感にかかっている。

そして、何より、この会話上なんの問題も無い小さな違和感、小さな間違いが
日本人を英語下手にしている。
わが国はTOEIC(商業英語検定)の受験率がアジア圏トップクラスなのに
英語習得率は同圏では最下位だとか?
e0030497_1282726.jpg

もうひとつ、間違いやすいポイントがある。時制である。実例をあげよう。

「彼は時間が貴重であると言った。」
He said time was precious.
「彼は時間が貴重であると言う。」
He says time is precious.

では、時制が一致していない文章を見てもらおう。
「彼は時間が貴重であると言った。」
He said time is precious.

時制の一致!時制の一致!中学校で良く教えられた経験があるだろう。
はたして、時制が一致していない文章は間違いなのか?

友人のアメリカ人に聞いてみた(笑)
筆者「どっちが正しいの?時制が一致しないのは間違いなのか?」
AJ「えっ?どっちも正しいよ。時間が貴重って、その通りじゃないか。」

そう、どちらもアメリカ人には違和感なく普通に聞こえるのだ。
その理由とは、文法的に前後の時制がどうあれ、
時間が貴重な事は、過去も現在も変わりない事実であるという事である。
e0030497_1425692.jpg

小さい事を気にして、話せなくなってしまうより、少しくらい違和感があっても
無理矢理単語を繋げて話せば、半分以上は熱意で伝わるものだ(笑)

かつて、筆者が英語を学んでいた頃。履歴書(Resume:レジュメ)の事を英語で

プリーズ ギブ ミー ア ジョブ ドキュメント!(どうか私に仕事を下さいの書類)

と言った事がある。
当時のアメリカ人講師は爆笑して、その後しばらく腹を抱えていたが、
会話は問題なく出来たし、「良くやった」と褒めてくれた(笑)

そんなわけで、英語なんて難しく考えなくても、知ってる単語と、身振り手振りで
だいたいは通じるものだ。

恥ずかしがらないで。

Go for it, it's never too late !!
[PR]
by cupido | 2007-11-26 01:52 | 雑学系とか
まずは、12に関連する世界中の有名なものを列挙しよう。

1ダースの本数。時計の文字盤。アメリカの陪審員の数。平均律1オクターブの音数。
1フィートは12インチ。星占いの星座数。キリストの使徒の数にして、その聖数。
12ヶ月で一年、12年で一回り。ローマ帝国法典の枚数。最小のサブライム数。
そして、十二支。
e0030497_0222538.jpg

いちいち挙げるのが面倒なほど、まだまだある。
12に関する事は、世界中に唸るほどあるのである。

先日、職場で雑談中、十二支の話になった。
どの干支は、どんな性格だとか、そんなありふれた内容である。
では、どうして、干支は全部で12なのか?それが全ての始まり。

世界中には12という数字があふれているのである。
ではなぜか?もっとも単純な答えは、地球の自転周期だ。
単に時計の文字盤や日数の観点から言えば、24時間かけて地球は自転する。
日時計や、天体観測による時間の経過を計算する便宜上、
昼と夜に分ければ、それぞれ12時間づつである。
8世紀、我々人類はインドで、"0"(ゼロ)の概念を生み出したわけだが、
それ以前(紀元数千年前)から、日時計を利用してきているのだ。
12進法は、この天体運行から生まれており、古代バビロニア人は、
新月から次の新月(30日間)を数え、これを12回(12ヶ月)繰り返せば一年とした。

がしかし、それでは納得出来ない事が多すぎる。
つまり、時間や、地球の自転周期なんかに関係のない事においての数、12。

筆者、このところ、気が変になったのかと思うくらい、身の回りの数を数えている(笑)
ついには、道端にある雑草を取り、葉の数を数えだすしまつ。
しかし、答えは思わぬところにあるものである。
e0030497_0235210.jpg

祖母の畑に同じ形状で群生する花


12が多く使われる理由。結論から言うと、気持ちいいから。。。(笑)
別な言い方をすれば、その個数だとバランスが美しい。
12だと十分で安心できる数であるからだ。と、筆者は考える。

バランスの美しさを考えると、音楽の十二平均律は周波数的に
美しく響く状態を計算しつくして誕生したものである。
そして、数の上では、日本語において、より十分である意味をもつ
「十二分に…」という語がある。古代英語では、12は「10と余り2つ」という
意味を持っており、同じ意味で、ゲルマン諸語において、
数字は12番目まで固有の呼び方があるのである。

バランスの美しさから、筆者が道端で見つけた雑草の話に戻ろう。
フィボナッチ係数というものがあり、これは、自然の全ての発生の法則であるとされる。
e0030497_0242169.jpg

家の近くで見つけた雑草


この雑草の写真から見てとれるように、非常に均整がとれて美しく
まるで、一定の法則によって発生したかのような形である。
このような自己相似はフラクタルと呼ばれる。マンデルブロ集合とか
その辺の名前を聞いた事がある人も少なくないと思うが、簡単に説明すると、
図形の一部を切り取り、拡大して見ても、元の図形と同じで、更に拡大しても
同じ図形が見られるという状態(自己相似)が永遠に繰り返される図形の事である。
e0030497_0285855.jpg

フィボナッチ係数と言えば、最も美しい比とされる黄金比がある。
パルテノン神殿と、ミロのヴィーナス像にも、この黄金比(1:1.618)がみられるという。

最近、カオス理論をテーマとした映画がちらほら見られるようになっが、
筆者は、なにもカオス理論を引っぱってくるつもりはない。。。
しかし、世の中のあらゆる物、特に有機物が関与する物事は、一見すると複雑で
大変不規則に見えるものの、実はそこに、決定論的にある一定の法則が
働いているのではないだろうか?と思えてしまう。

時空を超越し、全ての過去と未来が記されるとされる「アカシック・レコード」が
実際に存在するとする神智学的、あるいはオカルト的な考えを
筆者は信じているわけではないが、もし、全てを左右する偉大なる法が世界には
存在すると言われれば、それはそれで神秘的で面白いではないか。
そして、それら法則が働いていればこそ、あるいは12や、黄金比が
心地よく感じられるのかもしれない。
それは何故なら、我々も、その法によって発生し、
そこに生きるからであるとも考えられる。
e0030497_0354798.jpg

自己相似をなすカリフラワーの一種:ロマネスコ


ただ、それだと、我々は運命と言う坂を転がっているだけになる。
我々は、自分の足で坂道を登る事が出来、高く上った所で多くを見渡す
喜びを知っている。その方が素敵ではないか。

これら、およそ解明されないであろう理論や、法則を抜きにしても、
単純に黄金比と同じ理屈で、12と言う数字が、我々人間にとって、
大変バランスの良い、利用しやすい数なのではないか?と思うのである。
言語や数が完全ではなかった古代の人類の事を思えば、
単に12と言う数は、それで十分で、そして利用しやすい数であったのだろう。
e0030497_0224854.jpg

物理学の父、アインシュタイン愛用の懐中時計


これについては追手門学院大の先生が興味深い体験を
されているので、こちらを参照してもらえれば、より伝わりやすいと考える。

先に記したように、天体の運行から時間や方位を知る方法を得た事など、
我々人類は、数字や言語が産声をあげようとする前から
この数に親しんできたのである。

それは生活の中で最も利用しやすい数であり、
同時に生活のリズム(時間)そのものでもある。

そして、それは、今尚続いている。

つまり、そこにこそ、12が世界で使われる理由があるのではないだろうか?

======================================================
映画『バックトゥーザフューチャー』
エメットブラウン博士、未来から持ち帰ったファックス用紙が白紙に戻った事に答えて
「それは、未来は自分で切り開くという事なのさ!」

最後に、多くのヒントと助言をくれた友人と、堀川氏に感謝を贈る。

[PR]
by cupido | 2007-05-20 01:01 | 雑学系とか
完成された芸術とは、時に我々一般人の理解を超える世界にある。
世界中の誰が見ても美しい。それが芸術の全てでは無い。
e0030497_17245221.jpg

『Ophelia』Sir John E Millais


上の作品は、イギリスの画家ミレイが、22歳の時に描いた作品で、
シェイクスピアの四大悲劇の一つ『ハムレット』のヒロイン、
オフィーリアをモデルに描かれたもので、筆者が最も好きな絵の一つである。

e0030497_17461839.jpg

『Guernica』Pablo Picasso

こちらは、ご存知ゲルニカである。
救いを求め天を仰ぐ人や、子供を抱いて泣く母が描かれている大きな作品で
ピカソが、戦争の悲惨さを訴えた作品であり、反戦のシンボルである。

誰が見ても簡単に分かる、この二枚の絵の決定的違いとは?
写実的であるか否かという点だろう。

筆者も含め、一般人には、ピカソの様な独創的な作品の理解は難しい。
ピカソは、その生涯で、最も多くの作品を残した画家の一人として知られるが、
彼が描いた人物画のいくつかは、一つの頭に顔が二つあったり、
妙な色を塗ってあったりもする。まるで幼稚園児が描きそうな絵なのだ。
e0030497_1835830.jpg


筆者が、ピカソをはじめ個性的な画家の作品を鑑賞するきっかけになったのが
香港に行ったときに、ふらっと寄った芸術展であった。
近代絵画を展示していて、若い画家達の作品が並べてあった。

その中の一枚、小さな絵で、真っ白だった。ただ、少し黒で着色されているだけ。
ただ、よく見ると、その黒い線が、雪に隠れた木の幹であったり、
降り積もって見えづらくなった地面との境界線であったり、
雪に押し潰されそうに頭をたれる川縁に生えた草である事がわかった。
e0030497_18135458.jpg

こちらは寒そうな川の写真:イメージ


その真っ白な絵は、よく見れば細部が非常に写実的で、当時の筆者であっても
優れた技巧に、素直に感動できる作品であった。
しかし、同時に、その絵の白さは、あまりに非現実的であった。

ただ、その絵は、寒そうだった(笑)

しかし、それこそが、重要で、その寒いイメージこそ芸術であるのかもしれない。
亜熱帯の蒸し暑い国、香港。気が狂いそうに暑いのに、その絵を見てると
少し暑いのを忘れてしまいそうに、冷たさが伝わって来たのである。

ピカソは、一つの頭に、複数の違った表情の目や口を描く。
人の心の内面とは、笑顔だけで、または泣き顔だけで、表現出来るような
単純なものではない。多くの表情を持つ者、それが人間である。

三枚目の顔は、『ライ麦畑でつかまえて』の表紙にあるピカソの絵である。
ピカソは、絵が下手なのではなく、それが彼の表現方法なのだ。

かつて、法王ベネディクトゥス9世に、芸術家としてのデッサンを求められた
画家ジョットは、その場で一瞬にして、円を描き、それを使者に手渡した。
法王を馬鹿にしているのかと思えるほど簡単なデッサン。
しかし、ジョットは使者に、これで十分だ!と伝えたそうである。

そして、それは一筆で描かれた、完全な円であったそうだ。
[PR]
by cupido | 2007-05-04 18:35 | 雑学系とか

世界で一番美しい国

暦の上では、秋分から寒露に入り、もう季節は冬といった感じであるが、
筆者の家の周りでは、刈り取られて間もない稲が朝露に濡れ、凛とした風に香る秋。
秋の夜長、風呂上りに外に出て、ぼけーっとしたり
昼に縁側にすわって本を読んだりするのが、とても気持ち良い季節である。

そんな秋には、多くの言葉が冠されるわけだが、筆者個人的には
『読書の秋』『芸術の秋』と言ったところ、食欲は通年…(笑)

当時活字が大嫌いだった筆者は、大学でイギリスの古典文学を学んだ。
大いなる暇つぶしと、いかにも大学デビュー学生らしい虚栄心も手伝って
時間があったら嫌々でも本を読む事にした筆者(笑)
最初に手にしたのが、沢木耕太郎著『深夜特急』であった…

そんな19歳の夏、初めて海外に行ったのを皮切りに、旅行狂いになった。
こうしてはいられない!そう思ったのである。
という事で、今回は『読書の秋』をテーマに、旅行に関する本を交えて
筆者の旅行観を少々…。
e0030497_1737118.jpg

画像は"バックパッカーの聖地"タイの首都、バンコクにあるカオサン St.


少し前、旅先から戻った友人からショックな言葉を聞いた。
「もう俺は、二度とあの国には行かん。」

筆者が大学生の時、靴を鳴らして外国を旅していた頃、初めて行った国々で
やはり同じ様に思う事は少なくなかった。
旅行者にそう思わせるには、小さくても何かキッカケがあるものだ。
お国柄として大きく捉えた場合、それは今後およそ数世紀変わらず、我々が生きている
間には、少なからず大金を叩いて、再度足を運ぶ価値のある場所とは思えない。
当然といえば、当然の理屈である。

町のあまりの不潔さに驚かされたり、初めて金を騙し取られた時、浮浪者にからまれた時…
もう二度と、こんな低俗な国に足を入れる事はあるまい。何度もそう思った。
しかし、一方では日本のそれを遥かにしのぐ歴史を持つ、美しい町や文化があったりもする。
なによりそこには、自身が会社を遅刻してまで、道に迷った筆者を目的地に案内してくれたり
時には食事をご馳走してくれたり、家に泊めてくれたりと…
異邦人の筆者に対して、信じられない親切をしてくれる人も住んでいるのだ。
e0030497_17391316.jpg

村上春樹
旅においては物事は予定どおりに順調には運ばない。
何故なら我々は異郷にいるからである。我々のためではない場所-それが異郷である。
だからそこにあっては、物事は我々の思惑どおりには展開しない。
逆に言えば、物事がとんとんとんと上手く運ばないのが旅である。上手く運ばないからこそ、
我々はいろんな面白いもの・不思議なもの・唖然とするようなものに巡りあえるのである。
そして、だからこそ我々は旅をするのである。

e0030497_17541743.jpg

旅先で出会った、中国人系フランス人のラムさん曰く
「全てにおいて、フランスは世界で一番美しい国だ。」
フランスで筆者が金を騙し取られた時、なにが世界一なものか!と思った。
しかし、筆者はたかだか数週間、彼は数十年フランスに住んでいる。
フランス人の彼自身が、多少ひいき目に、自国を評価しているとしても
少なくとも、我々異邦人が断片的に得た情報で、フランスは悪い国であると
評価するのは間違っている。

旅行者が陥りがちな事だが、たった数日の滞在、そしてたった数人の現地人との
交流で、あたかもその国の全てを見たかのように錯覚してしまう。
かつて筆者に英語を教えてくれたカナダ人が言っていた。
「日本は面白くない。だから僕は帰るんだ。君と会えないのは寂しいけど
僕はもう一度日本に遊びに来ることはしないだろう…」
彼はカナダに帰ってから、日本の事で多少ネガティブな見解を伝えはしても
少なくとも「もう一度訪れたい良い国だ」と熱心に友人たちに勧める事はないだろう。
同じように、帰国後、フランスの悪い印象を筆者が語ったとして…
親切にしてくれたラム氏が、それを知ったら、どんなに悲しむだろうか。

沢木耕太郎
もし、この本を読んで旅に出たくなった人がいたら、
そう、私も友情をもってささやかな挨拶を送りたい。
恐れずに。 しかし、気をつけて。


=====================================================

村上春樹 著
『雨天炎天 -ギリシャ・トルコ辺境紀行-』
東京:新潮社,1990,p.75-76

沢木耕太郎 著
『深夜特急 第三便』東京:新潮社,1992,後書

[PR]
by cupido | 2006-10-27 18:06 | 雑学系とか

わき腹に手の届くEnglish

先週、筆者は勤務中の暇つぶしに折鶴を作っていた。
筆者「なぁ、S君、ツル折れる?」
S 君「折れますよぉ~!」
結局、折れなかったわけだが(笑)
たまたま居たジェフにも、折鶴が出来るか?聞いてみた。
Jeff「えぇ?ツルってナニ?」
筆者「...?」
筆者は鶴の単語を思い出すまで、しばらく沈黙。。。

鶴"Crane"という単語を初めて知ったのは筆者が19才の夏。
オランダ行きの船に乗るため、イギリスのハーヴィックという田舎に数日滞在した時
世話になったバーの奥さんに、折鶴をプレゼントした事がきっかけであった。
このブログも読者のきっかけに成れれば、筆者は幸せである。

と言う事で、先日ジェフと肥満について話したので、使える?肥満英語を紹介♪
e0030497_236743.jpg

まずは、スペアタイヤ
お腹の贅肉は、まるで浮き輪やスペアタイヤを抱えてる様である。
腹まわりの贅肉を、スペアタイヤと呼ぶ。
e0030497_2365011.jpg

こちらは、ラブハンドル
ほら、どうしても背中と脇腹の皮下脂肪がプヨプヨするんだよねぇ。
彼氏、彼女を抱きしめてみて?自転車のハンドルみたいに掴めない?

他にも、あまりに有名だが、"Couch potato"
筆者の親父はカウチポテトである。カウチとは、横になれる長椅子、ソファーである。
TVを見ながら、そこにジャガイモの様にドテッと寝そべっている。
又は、その状態ですぐにポテトチップに手が届くなどが、その語源とされる造語である。

英語って、なかなかユーモラスじゃないか。そう思わない?

今回はイラストを『はっしぃープロジェクト』に依頼した。
*画像の著作権は全て『はっしぃープロジェクト』に帰属する。

Special thanks.
Jeff and Hassi
[PR]
by cupido | 2006-08-29 03:42 | 雑学系とか
あなたは、作り笑いを見抜く事が出来るだろうか?
Spot The Fake Smile

言語による意思伝達は20%
残りの80%は、手足の動作、眼の動き、息づかい等で伝えられるとされる。

英語だが、簡単なのでこのテストを受けて、自分の見る目を試してはどうだろう?
e0030497_451635.jpg

最初の画面で、二つの質問に答え、次からは、右下の"NEXT"をクリックし
合計20人の笑顔を見て、それがウソか本当かを見抜くテストである。

最初の質問"Overall outlook..."が、あなたの人生観を7段階で評価して下さい。
Optimistic"(楽天的)が左で、"Pessimistic"(悲観的)が右側です。
続いて二番目の質問"Confidence rating of your skill..."は、
あなたが、本当の笑顔を見抜く自信があるか否かを評価して下さい。
左側は自信が無い場合で、右側に近いほど見抜く自信があるという事です。
e0030497_4272712.jpg

笑顔は再生ボタンを押すと一度だけ再生され
後は下の”Genuine"(本当の笑顔)か、”Fake”(作り笑い)かチェックするだけ。

ちなみに筆者は、17人正解。
この数字はどうなんですか?皆さんの結果も教えて下さい。
[PR]
by cupido | 2006-07-28 04:52 | 雑学系とか
=================================================
二件分のバトンがあります。見たい人は下の"☆バトン☆"をクリック。↓
=================================================

本日はミクシィの話題。
このところ、利用者が爆発的に増えてきているコミュニティーサイトmixi
利用者は現在400万人とも450万人とも言われている。

今までとはタイプの違うコミュニティーサイトで、
マイミク(マイミクシィ)機能で、友達の輪を広げ、ブログを公開したり出来る上
RSS対応なので、身近な友人のブログ更新も自動で巡回。
ある種の目的、価値観、共有する何かのもとに、コミュニティーを作る事が出来
細分化されたコミュニティーでは掲示板が利用可能。
e0030497_2305659.jpg

多くのポータルサイトが、サーチエンジンをメインサービスとし
オプション的にブログや掲示板サービスを提供する中で
ミクシィは純粋にコミュニティーをメインとしたサービス展開を行っている。

そして、大きな違いが完全招待制である。
mixi利用者からの招待無しには利用出来ない。

↓バトンはこちら

☆バトン☆
[PR]
by cupido | 2006-07-28 04:43 | 雑学系とか